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zoom RSS 第6回・虚空蔵山(9Rで行くところじゃない)

<<   作成日時 : 2017/06/02 22:04   >>

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虚空蔵山(高知県須崎市、土佐市、佐川町。三市町に跨る)   標高674m


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瓶ヶ森UFOラインへ行った前回、久々に四国山地の山々を見て、どこか登りたい気持ちになってしまったのですが、徐っじょ〜に治ってきている気がするとはいえ、痛めた膝がまだ本調子ではなく、それなら山頂まで乗り物で行けるところでもいいや、と気持ちを切り替えて、山探しをしたところ、佐川町の虚空蔵山(こくぞうざん)が近くて眺望も良いらしいとのことでしたので、9Rで出掛けてみました。




高知市からは最短で30kmほどの距離ですが、久しぶりに横浪半島経由で。


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横浪スカイラインの中ほどにある、くろしお展望公園で一服中に、ふと北方の山々を眺めていたところ、思いもかけないものを見つけました。

たぶん間違いないと思いますけど・・・・・


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矢印は石鎚山です。

その右横が筒上山と手箱山。


横浪から石鎚山が見えるとは知らなかった。


数年前なら、この風景を見ても「遠くの山が見えてるね」で終わってたところが、山登りを始めてから、少しずつ山の名前が言えるようになってきました。四国の山はほとんどが連山なので、方角が変わると、山の形も変わって見えて初心者では判別が難しかったりするんですが、嬉しい成長です。



横浪から須崎市へ入ったら、方向転換して北上、国道494号へ合流し、案内看板に従って、山道へ。

ここから、しばらくは目立つ案内看板がほとんどなく、ある分岐を何となく左に曲がると、気がついたら砂利道に。

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エエッ?うそーん。前日の下調べでは、こんな道はなかった。山頂まで舗装路で行けるはず。

バイクを停めて、呻っていると、ジムニーが追い抜いていった。追い抜きざまにドライバーが怪訝な顔をして一瞥していった。そのバイクで行く気?ドタマ大丈夫?と目が言っていた。


方角的にも虚空蔵山とは正反対の方向な気がするので、分岐に戻る。

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分岐で、この看板を見落としていたけど、今の道は龍馬さんが佐川町から津野町へ抜けるために通った朽木峠という、「脱藩の道」らしい。


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↑の分岐は、朽木峠に行く道のほうが道幅が広くきれいなので、ついつい入ってしまった。ここはまっすぐ道なりに。

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やがて、↑の案内看板に出くわすので、この山道へ入り、しばらく走ると三叉路へ。

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これを右に行けば、「わんぱく広場」という場所に向かい、山頂へと至る。

道がどんどん酷くなってくる。車1台分の幅、砂利有り、落ち葉有りでハンドルをとられる。待避所的な場所もほとんどなく、四輪車同士出くわしたら、悲惨です。

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苦心して登ると、広場に出た。「わんぱく広場」の心臓部。わんぱくは1人もいない。わんぱくどころか人間がいない。天気のいい日曜だというのに。道が狭いというのも影響してるのかもしれません。


山頂に行くには、さらに登らないといけない。


山頂へは、広場の南にある↓の分岐を右に行く。

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道はひどくなる一方。舗装してる道路なのに、車の轍の形そのままにセメントが固まってるのはどういうことなのか。激しくハンドルをとられる。


もう頂上が近いはずだけど、また分岐。案内看板ナシ。困る。

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とりあえず右からつぶしていくことにして進入すると100mほどで電波塔に到着。その先にも道があるが、完全なオフロードでしかも激しく下っているので、深入りせず。9Rでは戻って来れなくなるかもしれん。


ここからは北方面がよく見えます。というか北方面くらいしか見えない。下調べでは、電波塔付近に展望台があるはずなんだけど、ない。何らかの理由で取り壊されたのか。


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一番奥に石鎚連峰が見えています。霞んでいるのが残念ですが、それでも、うーん、感動です。前回の記事、瓶ヶ森UFOラインの道程を、南の方角から一望できるとは。この情報は知りませんでした。


山名を記すとこうなります。オレンジの線が瓶ヶ森UFOラインがある辺り。

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続いて、もうひとつの電波塔のほうへ。さっきの分岐に戻り、道なりのほうに進みます。道がひどく狭い。砂利も凄まじい。もう、ぶちコケそう。


鎖で施錠された電波塔が途中にありますが、これは無視してそのまま真っ直ぐ走ると、まもなく山頂に着きました。


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山頂到着。

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なぜ大町桂月の銅像があるのか、よくわかりませんが、像といえば、虚空蔵山だけに当然のように虚空蔵菩薩様が鎮座。心なしか、表情が不貞腐れてるように見えなくもない。人が来ないからご立腹なんでしょうか。僕がお参りしますから、ご利益ください(欲望の塊)。


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こちらの眺望は東、南、南西といったところです。高知市街もよく見えます。室戸岬も見えそうなもんですが、霞がひどくてはっきり見えません。時期が悪いです。

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山頂でようやく昼飯。山で食う飯は何でこんなに美味いのか不思議だ。

小一時間、休憩して帰路に。



虚空蔵山の中腹に展望の開ける場所があり、ここから、斗賀野盆地の町並みがよく見えます。日本の原風景を思わせるようなきれいな町です。ここは確か、作家の坂東眞砂子の故郷だったはず。亡くなられましたが、板東さんの作品は土着的な作風が結構好きで何冊か手元に置いてます。


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帰りは、土佐市から高速に乗り、バビューン!と帰りました。10分少々で高知市に帰還。便利な時代です。



またひとつ、山コレクションが増えました。

乗り物を使って登頂したけども、仕方がない。人生には限りがある。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
このツーレポを読みながら思うのです。 ホンに便利な時代です。 Windows+インターネット以前とは隔世の感があります。
なになに、横浪半島経由って、グーグル+ストリートビューやウィキを別ウインドウでチェックしながら疑似体験風な感じで読み進めます。

今回の旅も、一見危うそうでビッグマシンでは進退窮まる可能性もアリですが、、、そこは、カブお遍路で体得されたリスク回避本能が効いてますね。
昇り農道なんぞの行き止まりだと、セロー位でなくっちゃ何とも成りませんもんネ。

SSマシンでの山岳ツーリング+遍路寺再訪旅+詠歌走りなんてのもあり得そうで、、、お楽しみ下さい。
南行
2017/06/03 16:34
インターネットの恩恵はやはり感じますね

遠方のライダーさんが、どういうスタイルで楽しんでるのか、ブログ等で知ることができますし

昔は、せいぜいバイク雑誌の読者投稿欄で、目にする程度でしたもんね。

YOUTUBEにも脱帽ものです。高井幾次郎さんなんて人は、僕がバイクに興味を持った頃にはすでに故人で、走っている映像を見たのは、つい最近のYOUTUBEです

>今回の旅

記事には書いてないですけど、かなり道にも迷って、幾度も斜面Uターンを決める羽目に。それができる場所はいいですけど、バイクを降りて、取り回すのも1度や2度じゃなかったので、こたえました

>SSマシンでの山岳ツーリング+遍路寺再訪旅+詠歌走り

はい、ありがとうございます。まだまだ楽しみますよー
ぬし
2017/06/03 23:14

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