真冬の四国山地はやはり厳しかった(大座礼林道)



1月5日、曇天。


今日は高知と愛媛の県境、寒風山付近にある大座礼線という林道を走る。距離も長くて景色も良いため、通の間では有名らしい。



最近購入したシートバッグ(クリーガUS5)のテストも兼ねる。このバッグ、汎用なのでWRにうまく装着できるのか、少し不安だったけど、特に加工もせず、割といい感じに取り付けできた。これに重かった工具類のほとんどを収納できたので楽になる。


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こないだのガス欠ピンチで初利用した高速道路に味をしめ、大豊まで高速移動。



大豊町、気温2℃。

なんだい、2℃って。


4℃までならツーリングは耐えれる、って個人的な基準があるけど、2℃も下回ってる。でも寒いのは間違いないが、耐えれないってほどでもない。それにやはり林道にさえ入れば、身体は温まるはず。



さめうらダムからさらに奥に入り、お気に入りの屋作林道も過ぎてまだまだ奥へ。

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大川村へ入ると、かなり身に堪える寒さになり、村のえき「結の里」という施設で少し休憩。

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自販機を探して、施設内をうろついてると、職員のねえさんが声を掛けてくれて周辺の観光地図をくれた。

大川村っていうのは離島を除いた市町村で全国最少人口の村(約400人)。数年前に村議会議員のなり手がおらず、議会を廃止して村民総会に代えるかというレアな検討がされたことで、それほどでもないかもしれないが、全国的に名が知れた村でもある。


大川村役場を過ぎ、県道17号から、脇道に逸れ、山の中へ入る。

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数キロの舗装路を走行後、いよいよダート部分の大座礼線へ。

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程よいガレ具合で楽しい。上半身もよく動かすから、嫌でも体が温もってくる。

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ダート脇の岩壁が凍ってる・・・・・・。




!?


うああ~~~っ!!

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という感じで、氷の上でWRの初転び。後ろの岩壁の白っぽいの全部氷。


何ちゅう所やねん。

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さすがに四国山地の最奥部、ちと甘く見ていた。

身体もバイクもほぼノーダメージ。


走行再開。


ネットで予習はしていても、やっぱり現地に来ると、この道で合ってるのか不安になってくる。こういうのは実際に走って覚えていくしかない。



一時、展望が開けたので、休憩。

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大座礼線ダートは今回入山した場所から、最終的に寒風山トンネルの上にある峠道に合流して終了らしい。その峠道に合流したら、すぐにあの瓶ヶ森UFOラインのコースにのれるという、とてつもない天国林道。今、UFOラインは冬季閉鎖中だから、行けないけど、春になったら何が何でもこのコース制覇しなければならない。


さらに進んで分岐。

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分岐には「平家平登山口200m」の看板があり、右の登りになっているダートへ入る(WRが向いてる方角が正解)。右に曲がらず、そのまま下っていくと林道を離れて県道17号に戻るような感じがした。


登るにつれて、悪路になっていく。

大きめの石や、深い溝が現れてくるけど、走行には支障ない。


が、間もなく、年貢の納め時がきた。


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ここから上は、もう全面凍結状態。せっかく来たんだから、もう少し頑張ってみよう!などとは微塵も思わないような凍りっぷりなので、撤退決定。こんなの無理して進んでドツボにはまって日が暮れてなんてことになったらシャレにならん。凍死する。



しっぽ巻いて逃げるの図。Uターンの際にも滑って倒した。

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さきほどの分岐に戻り、今度はひたすら下る。


やがて舗装路へ出て県道17号に合流。

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大座礼線ダートに合流するポイントはいくつかあるけど、ここもそのうちのひとつ。あとで地図を確認すると今回、全行程の1/5ほど走ったのがわかった。まあまあ走ったような満足感があるのに、あれで1/5とは次回が楽しみになってくる。


しばらくぶりに見る、県道17号沿いの大橋ダム。竣工は戦前なだけあって、痛み具合といい、最近のダムにはない風格が感じられます。

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道の駅「木の香」で一服。

あまりにも寒いので、店内で熱い珈琲でも、と思ったら今日は休みだった。

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テスト中のシートバッグは何の異状もなかった。このバッグはシートレールに付属のベルトを装着し、バッグを締め付けて固定するタイプ。今後はここにチューブや工具類を入れるので、遠出の際は空いたリュックに携行ガソリンを背負う予定。

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高知市に帰りつく頃には体の芯まで寒さが極まった感じになり、着くなり車に乗り換えてオーベルジュ土佐山の温泉へ。

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こうして2021年、正月休み最後の日は大座礼線林道の完走はできなかったけど、データも取れたし、色々充実した内容で終了した。


それにしても四国は想像以上に林道天国みたい。



この記事へのコメント

  • 南行

    >大豊町、気温2℃。
    >データも取れたし、色々充実・・・・

    グローブとバットを買って貰った少年のような、、、真冬の日暮れまで飽きずに。
    地図でコースを探しながら、踏破したコースが赤く塗りつぶされる楽しみゾーンに入りましたね。

    おお、ひっくり返していますね。 こういうのって笑いが出ちゃうんでしょ。 こんな時にバイクに名前が必要でしょ、 ”ナタリー” ごめんよ、ハハハ、急いで写真撮っちゃうからチト待ってけれっ、とか。

    んにしても、コース全般に理想的ですね。 

    ところで、魔法瓶をガソリン缶と一緒に背負い込むのはどうです。 こんなの、
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07GTT1TMS/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1
    2021年01月13日 05:57
  • ぬし


    WRを手に入れてから、3ヶ月ちょっとだというのに、ブログを振り返ってみたら、確かに夢中になってるようなハマリっぷりですね

    四国の全部の山が好きなんで、そういうところにバイクで入っていけるのがたまらないです

    >おお、ひっくり返していますね。 こういうのって笑いが出ちゃうんでしょ。。

    多少は出ますけど、笑える程度でラッキーです撤退した場所もマスツーなら、爆笑ポイントになるでしょうけど、ソロではとんでもない事態に追い込まれる可能性がありますんで、凍結路関係なく、やっぱり転びたくないですね


    >んにしても、コース全般に理想的ですね。 

    今回はほんのさわり程度でしたが、ほんとに評判のいいダートみたいなんで、春が待ち遠しいです平家平の登山口を見つけたのも収穫でしたしね


    >魔法瓶

    四国山脈を眼前に、自分で挽いて淹れた熱い珈琲ですよね一番いいんですけど、僕の淹れた珈琲は恐ろしく不味いんですよねえインスタントのほうが100倍美味いので、中身はそちらで一考しておきます


    2021年01月13日 23:17