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zoom RSS 第7回・中津山(カワサキの気分になる山)

<<   作成日時 : 2017/07/20 21:29   >>

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中津山 (徳島県三好市)   標高1446m

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「すいません、国道か県道でもいいんですけど、中津山が望める場所はご存知ないスか?写真撮りたいんですよ」


「あー・・・・・西祖谷の祖谷トンネル出たところから、よう見えるわ。あとは白地のな、吉野川にかかっとる橋があるけん、そこから、この山の上のほうが見えるわ」


という、やりとりが、今回の中津山の山頂で、山頂の手入れをされてる地元の方とあってですね、ほー、いいことを聞いたと思い、マップルを開いてにぎり飯を食いながら、教えられた場所にある橋を確認してたところ、目がテンになったんス。



去年の5月に書いた、第4回・国見山の記事。



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国見山(徳島県西祖谷村)   標高1409m



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上の写真は、昔、お遍路の時に撮った吉野川の画像ですが、その中に今回の国見山と見られる山が写ってました。方角と高さから考えてまず間違いない。

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この山、中津山です。国見山じゃありません。白地の橋というのは、この写真を撮った場所です。よくよく地図を見ると、この山が国見山では方角がおかしいことに、気がついたのでした。高さは国見山と五分五分で、中津山とは直線距離で4kmほどの、お隣の山です。


うーん、なんか恥ずかしい。過去の国見山の記事のほうも、訂正しました。





去年の夏前から、膝に痛みをおぼえて、足を曲げた時にある角度で強烈な痛みを感じるようになったんですよ。


なんすか、こりゃあ?もう、コンドロイチンZS錠のお世話になるようなトシになった?と暗くなったりしまして。


最初は右の膝が痛かったんですけど、左も同じように痛み始めて、ついには腰まで痛くなって、なんてことだ、と日々を送ってると、腰は2週間ほどで回復したものの、膝が長引いて、あの耐え難い痛みが、ほぼなくなったのはつい最近でした。

まだ本調子ではないので、もう少しの間、無理はしないでおきます。


そういうわけで、今回も9Rで山登り。


今日は徳島県の中津山。徳島県三好市、祖谷山系西部の高峰。高峰というても1400mクラスですが、四国じゃこのクラスの山は高いほうです。


古来から非常に信仰の対象となった山だそうで、山頂まで乗り物で行けるとのこと。前回の虚空蔵山のような道はさすがにないだろう、と高を括って出発。天気が微妙です。


ルートは高知市から北方面へ行くときのいつものコース、高知自動車道の大豊ICで降りて、吉野川沿いの国道32号を今回は小歩危の先まで北上します。


夏はタイヤの接地感が強いから、冬よりは安心感ありますし、この日は4輪車に前を塞がれることも少なくて、気持ち良く走ることができました。


小歩危を過ぎ、祖谷の入り口、祖谷口という場所で、国道32号から、県道32号にのって祖谷山中へ進入。


5kmほど走ると、もう中津山山頂へ至る道への分岐点に。橋を渡って左折です。


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ここから名もなき山道を、ひたすら登ります。

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広くはないけど、路面自体は非常にきれいで走りやすい印象。

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素晴らしい緑です。

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いやあ、今回は余裕余裕、と次々とカーブをクリアして行き着いた先が、こんな具合になりまして、↓


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げえっ?!と声を上げたんですが、ふと左を見ると山頂へは、こちらの道でした。

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一応、舗装路ですが、これまでと違って、やや荒れてきます。陽の当たる所は良いのですが、森の中の道は道路中央に苔が生えていて、結構タイヤが滑るので、ここは慎重にクリアしていきます。


本当に緑のきれいな道です。カワサキが映えます。


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道路脇の背の低い植物は自然に自生してるもんなんでしょうか、まるで手入れをされているかのように、群生してます。

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麓から、30分弱で山頂から50mほど下の広場へ到着。ここにバイクを停めて、徒歩で山頂へ向かいます。


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お疲れちゃん。


さっそく展望の良い場所へ行って山々を見てみましたが、思わず唖然とします。どれがどの山かさっぱりわかりません。見えている山のすべてが、何となく、そんな気がするといった程度の自信しか持てないものばかりでした。

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360°パノラマではないですが、まずまずの眺望です。こちらは東方面で、中央やや左は、山頂が特徴的な烏帽子山(1666m)です。これしかわかりません。

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まだ梅雨もあけてない時期でしたので、霞が多いのがちょっと残念。


山頂には中津大権現堂という社があり、その傍に「黄金の池」という、昔から枯れたことがないといわれる神秘の池があります。地元の人々が、頻繁に手入れに訪れているようで、この日も10人ほど作業されていました。


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何で枯れないのか以前になぜ頂上に水が溜まるのか?こういうものを目にすると、またお遍路時代の悪い癖が出てしまいそう。高知市のお隣り、南国市に石土神社というのがあって、この神社の本堂裏の奇岩の洞窟は石鎚山まで繋がっているらしい。嘘に決まってると思うが、ひょっとするとということもある。本当に繋がっていたら、素敵な話だと思いますね、いやマジで。50kmはゆうに越えてそうですが。


ちなみに、この中津山と、この池、「阿波の水」というタイトルで、「まんが日本昔話」に登場している。干ばつで苦しむ讃岐の農民が、大樽にこの池の水を汲んで帰り、雨乞いをして、雨を降らせてもらうという話ですが、ただでさえ、苦しんでるというのに、走って、しかも休まずに持って帰らないとご利益はないという。鬼か。




あ、お大師様ではあーりませんか。

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帰ってのち、どういう縁があるのか、調べたところ、お大師様もまた、干ばつに苦しむ民のために、この山に向かって壇を構え、ご祈祷した伝承があるという。



1時間ほど、頂上の空気に触れて、帰路へ。


中津山、中腹より上はこういう道です。道路は悪くないですが、一台分ですので四輪同士出くわせば悲劇です。

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自ら来ておいて何ですが、こういう場所の走行はゆめゆめ気を抜いてはいけない。前輪だけでも斜面側に落ちたら、まず常人では道路に戻せないと思います。

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眺望のいい場所で、記念撮影。

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帰りは、高知とは真逆の池田まで足を伸ばし、井川池田インターから高知市までいつものように一気帰りです。

多少慣れてきたとはいえ、バイクで高速道路は相変わらず恐怖と爽快が同居する特殊な空間です。何が怖いって車が怖いです。だもんで、とりあえず、作れる状況なら、近くに車がいない状況を作ります。要するに逃げるんです。走り自体は非常に爽快なんですけどね。車が出現したら、たちまち緊張します。





うーむ・・・・・ふと、カブラヤオーという馬を思い出しました。こんな気持ちで走っていたのかな。



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「狂気の逃げ馬・カブラヤオー」

スタートから短距離走並みのハイペースで逃げに逃げ、追いつこうとする後続馬を片っ端から叩き潰すという、規格外の勝ち方で勝利を重ねていった競走馬。距離2400mの日本ダービーも同様の戦法で、飛ばしに飛ばし、最後の直線はあまりの疲労にふらつきながらも、追い込み馬すべてを封じ込めて勝利した。ペース配分を考えたレースをすれば無理なく勝てるズバ抜けた能力を持っているにも関わらず、あのような無茶な戦法をとったのは、この馬がズバ抜けて臆病だったため、馬群に飲み込まれると怖がってレースどころではなくなるからという、陣営の苦肉の作戦であり、おそらく、カブラヤオー自身は狂気でも何でもなく、持って生まれた能力と恐怖からくる精神力でレースを戦った結果だった。




中津山レポートが思いがけず、カブラヤオーで〆とは。文章って不思議。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
緑の林に9R、額縁で飾るのが宜しいかと。 こんなのがリビングに3枚ほど在るのが理想です。
SSマシン向きのコースとは云いがたいが、これでキャンプツーする人も居るようですから、、、マ、良いのかも。

帰りの高知自動車道、気持ちよさそうですねぇ、ホンに羨ましい。
一人カブラヤオーの世界に酔って下さい。

それと、少し負荷を与えては少し休ませるのを根気よく続けてコンドロイチンZS錠を自己分泌させて下さい。
南行
2017/07/21 20:53
中古の2000円のデジカメですけど、割かし綺麗に写してくれてます

確かに額に入れてもいいくらいのがありますね。考えとこうっと。

そもそも頂上まで乗り物で行ける山は限られてくるので、そう遠くないうちにこのネタは終わりますね。その前に膝が回復してほしいところですが地道に養生します。

バイクで風を受けて高知自動車道を走るのは本当に爽快ですね四国山地の真っ只中を突っ切るルートなのでトンネル多目ですが、やみつきになりそ
ぬし
2017/07/22 20:57

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